断崖から流れ落ちる瀑布滝「日本の滝百選」

(写真:フジフィルム ベルビア使用)
熊本県人吉市にある「鹿目の滝(かなめの滝)」雄滝、雌滝、平滝からなる「日本の滝百選」にも選ばれた滝です。

鹿目の滝の魅力

「雄滝」柱状節理の断崖から流れ落ちる瀑布滝

遊歩道を下って行くと轟音が聞こえます。さらに下って行くと遠目に、荒々しい断崖から流れ落ちる滝の姿が目に入って来ます。
もうその時点で『この滝は凄い!』高ぶる気持ちを抑えながらさらに下って行きます。


近くまで行くと、その断崖を切り裂くように流れ落ちる瀑布滝と飛び散る飛沫が実に爽快で心地よい。(滝に向かって両手を広げたくなるような、そんな気持ちです。)

鹿目の滝の一番の魅力は、何と言っても落差36mの断崖から流れ落ちる、雄滝の堂々たる姿
そして両側に翼を広げたように聳え立つ柱状節理でしょう
私は始めてこの滝を見た時は、勇ましいその姿に目が釘付けになりました。
この滝を始めて眼にする人はきっと誰もが心奪われる事でしょう・・・。
鹿目の滝は(長野県・山梨県・静岡県)を流れる富士川、山形県を流れる最上川と同様
日本三急流の一つである球磨川へ注ぎ込む支流の鹿目川(かなめがわ)上流にある滝で
上の方でも説明してますが「雄滝」「雌滝」「平滝」の3つの滝からなります。

「日本の滝100選」の一つ。雄滝は高さ36mで、崖下には人吉盆地がかつて湖であったことを物語る湖底相(人吉層)が露出している。
滝の上方から滝つぼを見ることもでき、ちょっとしたスリルを味わえるのも魅力。雌滝は高さ30m、急崖を滑るように落下している。
平滝は雄滝の上流に位置し、薄い石が何枚も重なり合って形成された岩の表面を、水が岩を覆いながら流れる、緩やかな美しい流れの滝。
落差は10m。滝の周辺は真夏でも肌寒く、夏場は避暑スポットとして賑わい、8月には地元住民らによる「鹿目の滝まつり」が行われる。

施設内の案内板より

>崖下には人吉盆地がかつて湖であったことを物語る湖底相(人吉層)が露出している。
鹿目の滝で検索すると殆どのサイトで語ってます。
その湖底相とやらがどれなのか?残念ながら私には解りません・・・知りたいです。
おそらく専門家の方じゃないと解らないでしょうね?「私は知ってますよ!」と、ご存知の方がいらっしゃいましたら詳しく教えて頂けないでしょうか・・・m(_ _)m

黒い岩肌を滑らかに流れ落ちる「雌滝」

雌滝は落差30m、鹿目川の支流になります。敷地に有った地図のイラストをご覧ください。
画像じゃ解りずらいですが、地図イラストの上の方になります。
雄滝を正面に見て左手に東屋があります、その東屋の奥の方へ登って行く感じになります。
少し解りずらいですし、足下も悪いです。怪我をしないように気を付けて下さいね。
雄滝ほどの迫力は有りませんが、滑らかに流れ落ちる滝、その姿は文字通りの雌滝です。

重なり合う石を覆うように流れる「平滝」

(写真:フジフィルム ベルビア使用)

平滝は雄滝の上流にあります。こちらも敷地内の地図のイラストをご覧ください。
滝へのアクセスは雄滝、雌滝とは違う場所から入ります。
平滝、この石の形を見てると柱状節理の上の部分(断面)じゃないかと私は思うのです。
柱状節理の規則正しい六角形をしてる訳じゃ無いですけど、すぐ下流にあれだけの立派な柱状節理が有ればここも当然同じ溶岩の後でしょうから・・・
それにしても、この岩を覆うように流れる小さな滝の集まりは、穏やかで、癒される滝になってますね・・・。

鹿目の滝へのアクセス(Googleマップ)


Googleマップをご覧ください
人吉市街地から国道219号線を経由して人吉市相良町交差点を県道15号線へ入ります。
下戸越町の三叉路を左折、(小さな案内板が有ります、見落とさないように注意して下さい。すぐ近くに戸越三叉路のバス停も有ります)そのまま鹿目川沿いを進むと滝の入り口までたどり着けます。こちらも参考にして下さい ⇒ 地理院地図(電子国土Web)

鹿目の滝YouTube動画

YouTub動画「鹿目の滝(日本の滝百選)

最後に

鹿目の滝は、堂々とした迫力の瀑布の雄滝、滑らかに流れ落ちる雌滝、穏やかに流れる癒しの平滝、それぞれが全く違う個性のある滝からなってます。
僅かな距離を移動するだけで、こんなに素敵な滝を楽しめるなんて「鹿目の滝(かなめのたき)」は良い所ですね
雄滝の前に立ち、両手を広げてマイナスイオンをたっぷりと浴びてみませんかぁ!

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